これらの曲は、レコード会社とのトラブルでなかなかリリースされないセカンド・アルバムを 待ちきれずに、81年にレコーディングされており、すでに日本のレコード会社にテープが送られて きていたらしい。たぶん、サード・アルバムに入れるつもりでレコーディングしていたのではない かと思う。この編集盤のタイトル曲でもあるKilling Timeは、私が1番大好きな曲。これがリアル タイムで正式に世に出ていなかったことは本当に残念。Love Is A Gameじゃなくてこの曲を シングルで出していたらよかったのに!
帯付き!国内正規盤!
GIRL/ガール
KILLING TIME(CRCL-4584)
1998年。全20トラック。
1998年、日本クラウンからリリース。
このアルバムは、セカンド・アルバムWasted Youth
リリースに深く関係するものであり、これを聴くと、
GIRLの短い活動が非常に悔やまれる。
このKilling Timeは、GIRLの未発表曲を主に編集された幻の音源であり、日本のみのリリース。
GIRL解散から15年以上経ってから日本のみで発売されたとはとても不思議だが、ともかく
これらの未発表曲を聴くことができたのはとてもラッキーであり、お蔵入りにならなくてよかった。
そして、GIRLが解散せずこれらの曲も3rd、4thアルバムとして発表されていれば、
またGIRLに対する世間の評価も変わっていたかもしれない。
このアルバムのライナー・ノーツは、あの伊藤政則氏が書いており、Wasted Youthリリース前の裏事情まで詳しく知ることができる。
これらの曲は、レコード会社とのトラブルでなかなかリリースされないセカンド・アルバムを
待ちきれずに、81年にレコーディングされており、すでに日本のレコード会社にテープが送られて
きていたらしい。たぶん、サード・アルバムに入れるつもりでレコーディングしていたのではない
かと思う。この編集盤のタイトル曲でもあるKilling Timeは、私が1番大好きな曲。これがリアル
タイムで正式に世に出ていなかったことは本当に残念。Love Is A Gameじゃなくてこの曲を
シングルで出していたらよかったのに!
カヴァー曲以外は、だいたいPhilip LewisとPhil CollenとGerry Laffyの3人が曲作りをしていた
ようだ。実際、この未発表曲だけでアルバム2枚分ぐらいの曲をレコーディングしていたとは、
つくづく「たった2枚のアルバムだけで解散」したことが悔やまれてならない。